- 2018.04.27 -
自分の髪が傷んでるのかどうか気になりませんか?
でもどうやって傷んでいるのかどうかを見分ければよいのか分かりませんよね。
では、簡単にセルフチェックできる方法をご紹介いたします。
濡れた髪を束にして指に巻きつけてみてください。
健康な髪であればすぐに元に戻ります。傷んでいればそのままになります。
健康な髪はタンパク質(コルテックス)がたっぷり詰まっていて弾力があるため、まっすぐに戻ろうとします。
しかし、傷んだ髪は中身がスカスカになっていてコシがなく、元に戻る力がないのです。
髪の毛を一本取って引っ張ってみましょう。
髪が傷んでいると伸びたりちぎれたりしてしまいます。
健康な髪は伸びませんし、切れることはありません。
一番簡単な見た目でチェックする方法です。
チェック項目はコチラ
・枝毛がある
・雨の日に髪が広がる
・髪がもつれる
・光沢が無い
・指通りが悪い
・パサパサである
キューティクルが剥がれてしまうと髪にツヤがなくなってしまいます。
そして、剥がれた部分から水分が内部に浸透するため雨の日には広がりやすくなります。
髪が乾燥するとパサついて、髪が切れやすくなりますので、切れ毛が多くなります。
ダメージヘアはもつれやすくなりますし、枝毛も増えていきます。
傷んだ髪はコルテックス(タンパク質)が流れ出てしまったり、キューティクルが剥がれたりしています。
傷みを治すには2つの補修が必要になります。
コルテックスが流れ出てできたダメージホールを埋めることで髪にしなやかさが戻ります。
コルテックスに似た成分であるPPTと呼ばれる成分を配合したシャンプーやトリートメントを使うようにしましょう。
ダメージホールに浸透して補修をしてくれます。
キューティクルの補修をするためには、CMCと呼ばれる部分の補修が必要になります。
CMCはキューティクルとコルテックスを貼り合わせるような役割をしています。
CMCが補修されれば、めくれ上がったキューティクルを整える事が可能になります。
シャンプーやトリートメントの補修にも、少し時間がかかります。
傷んだ髪を今すぐに補修したいという場合は、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を使うようにしましょう。
特に枝毛や切れ毛が多くて、ボサボサになってしまっている女性にはオススメです。
ベタつかないタイプのアウトバスを選んだ方が使いやすくて◎です。
一時的な補修はシャンプーやトリートメントで行えますが、、できれば髪にダメージを与えないようにケアしながら育てるのが一番です。
生えたばかりの髪にはダメージはありません。
その髪を傷めないようにして生え変わりを待ちましょう。
髪は一年に15cm程度しか伸びないので、全て生え変わるまではかなりの時間がかかってしまいます。
その間は、シャンプーやアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)などでケアしておく必要があります。
ここまで、髪の傷みのチェック方法と、補修の方法をご紹介してきましたが、
そもそも髪が傷むとどんな状態になるのでしょうか?
髪が傷むと様々な問題が生じてきます。
・乾燥してパサパサになる
・ハリ、コシがなくなる
・ごわごわで手ぐしが通らない
・パーマがかかりにくくなる
・髪が茶色くなる(退色)
などです。
傷んだ髪というのは、髪の外側を包んで保護しているキューティクルがめくれ上がり、髪内部から水分やタンパク質が流れ出てしまっている状態になっています。
指通りは悪くごわごわで、手ぐしが通らないほどになることもよくあります。
また、ツヤがなくなりパサつき、髪が弱ってうねりやすくなるのも髪のダメージが原因になります。
髪にダメージを与えないようにするためには、どのようなことに注意すれば良いのかをご紹介いたします。
髪をタオルで”拭く”と言いますが、これが傷みの原因になってしまいます。
濡れた髪はキューティクルがはがれやすくなっていますので、タオルの摩擦で簡単にはがれてしまうのです。
タオルドライは”拭く”のではなく、タオルに水分を吸わせるイメージで髪をはさむようにしましょう。
高温で乾かし続けると、髪や頭皮が乾燥して傷んでしまいます。
ドライヤーは短時間でさっと全体をまんべんなく乾かす必要があります。
風量があり、温度が高すぎないドライヤーを選ぶのが良いでしょう。
乾かすときは髪に近づけすぎずに、全体をまんべんなく乾かすことが大切になります。
また、濡れた髪はキューティクルが開いてしまっています。
すると髪の内部のタンパク質が流れ出て、髪がどんどん傷んでしまいます。
自然乾燥はNG!
髪はすぐに乾かしてキューティクルを閉じるようにしましょう。
ヘアケア効果のあるドライヤーを選ぶことも対策としては効果が期待できるといえます。
髪は熱に弱いため、高温で長時間アイロンを当てると変質して傷みの原因になってしまいます。
アイロンで髪を傷みにくくするためには、温度を140℃くらいまで下げて、時間も短くすることが重要になります。
ヘアアイロンにもダメージケアのものがありますので、そういったアイロンを選んでみるのも良いでしょう。
髪は人間の地肌を紫外線から守る役割もしています。
それほど紫外線は体にダメージを与えるものなのです。
長時間紫外線を受けることで、キューティクルがはがれやすくなってしまいます。
キューティクルがはがれると、髪内部の栄養分が流れ出て傷んでしまうのです。
紫外線から髪を守るために、帽子をかぶったり、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を使うようにしましょう。
ブラッシングによって髪に摩擦が起こると静電気が発生してしまいます。
静電気はキューティクルをはがし、毛根にダメージを与えてしまうのです。
静電気を発生させないためにはブラシ選びが大切になります。
プラスチック素材は避け、天然毛か木製のものが良いです。
ブラシの目は詰まりすぎていると静電気が起こりやすいので注意が必要です。
夜10時から2時まではゴールデンタイムと呼ばれ、美容にとても大切な時間帯になります。
体がリラックスし、各部に栄養が届きやすくなる時間です。
睡眠不足は血行不良をまねき、髪の成長を妨げてしまいます。
いかがでしょうか?
このように、髪が傷んでいると様々な影響が出てきます。
髪の傷みをチェックする方法を試して、髪が傷んでいるようでしたら、このゴールデンウィーク中にダメージケアを始めてみてください。
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